映画館に帰ります。

暗がりで身を沈めてスクリーンを見つめること。何かを考えたり、何も考えなかったり、何かを思い出したり、途中でトイレに行ったり。現実を生きるために映画館はいつもミカタでいてくれます。作品内容の一部にふれることもあります。みなさんの映画を観たご感想も楽しみにしております。

2022-08-01から1日間の記事一覧

映画「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」 結末は唖然、でもベケットが爆笑してるんだからいいのか

本作ふくめフランス映画を見ると「フランス人」の多様さに目を奪われる。肌の色、出身地、価値観、クセ、移民難民…これぞ「フランス人」というタイプがない。ごった煮な人たちがフランス国を構成している。当然ごった煮なフランス人たちはワイワイガヤガヤと…