映画館に帰ります。

暗がりで身を沈めてスクリーンを見つめること。何かを考えたり、何も考えなかったり、何かを思い出したり、途中でトイレに行ったり。現実を生きるために映画館はいつもミカタでいてくれます。作品内容の一部にふれることもあります。みなさんの映画を観たご感想も楽しみにしております。

映画「恋のいばら」 あなたがいるから映画館


お客さんはふたりでした。

もうひとり女性のお客さんは居心地が悪かったかもしれないけれど、自分はとても助かりました。

映画館に自分以外のお客さんがいることは大事です。 
 
例えば…

『他のお客さんがいるから、鼻毛とか抜かないでちゃんと観よう。』とか、

『オレはおもんないから踊っちゃいたいんだけど、他のお客さんはどう思って観てるんだろうか。』とか、

『レジ袋ガサガサに負けないで集中しよう、なんで串ダンゴ3個入り食ってんだよ、いや映画に集中!』など。

他者がいるから真剣になれて、映画館という空間が成立します。

一度、ひとりきりだったとき、歯磨きました。あのときのありゃ映画館ではありゃしませんでした。

ということでA子さん(仮名)ありがとう。あなたがいたから今日も”映画館”でした。

あんたがおらんしゃらんかったら、松本穂香玉城ティナもバリかわいかったけん、自分を、自分を御する自信なかですもんね。いやぁ、あぶなかね、美人さんが出とる活動写真は。千葉県出身です。

山田孝之さん、あの時はごめんねぇ。

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