映画館に帰ります。

暗がりで身を沈めてスクリーンを見つめること。何かを考えたり、何も考えなかったり、何かを思い出したり、途中でトイレに行ったり。現実を生きるために映画館はいつもミカタでいてくれます。作品内容の一部にふれることもあります。みなさんの映画を観たご感想も楽しみにしております。

映画「線は、僕を描く」 ちはやふるなんてお遊びやったって全員に言わせて♡

下品な映画だ。

下品なオレが下品だということは、一般的には「きれいな映画だ」ということになる。

一般?!なんだそりゃ。一般なんて人はいないし、自分は一般人と思っている人もいない。

みんな固有の美と悪と臭さとズルさと素直さと性欲とかゆみと虫刺されのあとで生きている。

この映画のきれいさは、いったい誰のきれいさだ。

横浜流星の?清原果耶の?河合ちゃんの?

ノン、ノン。あいつらだってバファリンよろしく半分は「業」でできている。

このきれいごと映画はなにをもたらすんだろうか。

それがオレにはわからないんだ。

心の中で「クソ、クソ」って念じてた。微力ながら作品に汚物のエッセンスを加えるようにやってみたが、下品なきれいさはどうにも上品に汚れることはなかった。

ウソにしか見えないんだよ。

人間のいい面しか描かないから人間に見えないんだよ。言葉まみれにするから映画に思えないんだよ。聞いてるか⁉マリコ、お前もだぞ(流れ弾)映像が流麗なだけじゃ映画全体は担いきれないんだよ。清原ちゃんの横顔の美しさだけを見に来たわけではない。まあ見に来たんだが😤

こんなきれいで澄んだ映画に住める観客はいるんだろうか。まあ、いるよね。それはギザステキです。

 ”小泉”の清きにオレは棲みかねて もとの濁りのAV恋しき

筆をさ、持ってる流星の手をさ、後ろから清原ちゃんがつかんでさ、こうじゃなくてこうだよってさ、レクチャーするのをさ、流星が土器ッてなるのさ、あれさ、AVとかでさ、よくあってさ、先生ー先生ーってさ、押し倒すさ💃🕺

映画を観るまで実は不安だった。おもしろかったらどうしようと。

カラダが震えるほどおもしろかったらヤダな。正直つまんない映画だといいな。

ちはやふる」を上書きされたら本当にヤダ。

心は「名前を付けて保存」できねーから。あのバクバクした衝動を超えるものなんて観たくない。あれがどっかに消去されたくない。

観たい、観たくない、観たい、観たくない、きゃー---!

ちはやふるなんてお遊びやったって全員に言わしたるわ」

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁー--ぁぁぁぁぁ---ぁぁぁぁっ!

小泉監督には「ちはやふる」の借りがあるから、あと100本くらいは待てるわよ♡

死ぬわ。

#線は僕を描く
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