映画館に帰ります。

暗がりで身を沈めてスクリーンを見つめること。何かを考えたり、何も考えなかったり、何かを思い出したり、途中でトイレに行ったり。現実を生きるために映画館はいつもミカタでいてくれます。作品内容の一部にふれることもあります。みなさんの映画を観たご感想も楽しみにしております。

2022-10-21から1日間の記事一覧

映画「アイ・アムまきもと」 死んだんじゃない殺したんだろ

☆クライマックスに関するネタバレあり☆寓話だと思って、そんなに真剣に取り合わない方がいいのだろうか。阿部サダヲ演じる牧本の「無垢」「天然」「空気が読めない」は『キャラ』だと割り切って、笑うか、ほっこりしていればいいのだろうか。ただキャラと割…

映画「線は、僕を描く」 ちはやふるなんてお遊びやったって全員に言わせて♡

下品な映画だ。下品なオレが下品だということは、一般的には「きれいな映画だ」ということになる。一般?!なんだそりゃ。一般なんて人はいないし、自分は一般人と思っている人もいない。みんな固有の美と悪と臭さとズルさと素直さと性欲とかゆみと虫刺され…