映画館に帰ります。

暗がりで身を沈めてスクリーンを見つめること。何かを考えたり、何も考えなかったり、何かを思い出したり、途中でトイレに行ったり。現実を生きるために映画館はいつもミカタでいてくれます。作品内容の一部にふれることもあります。みなさんの映画を観たご感想も楽しみにしております。

2022-06-06から1日間の記事一覧

映画「オフィサー・アンド・スパイ」  「国民の名のもとに」という言葉のもとに国民の上に君臨する国家権力

こんにちはノブです。 今日はロマン・ポランスキー監督「オフィサー・アンド・スパイ」です。 原題は「J'accuse(私は弾劾する)」です。 いってみましょう。 ■正義だが英雄ではないピカール ■「国民の名のもとに」 ■したたかだったのは誰なのか 1894年、フ…