映画館に帰ります。

暗がりで身を沈めてスクリーンを見つめること。何かを考えたり、何も考えなかったり、何かを思い出したり、途中でトイレに行ったり。現実を生きるために映画館はいつもミカタでいてくれます。作品内容の一部にふれることもあります。みなさんの映画を観たご感想も楽しみにしております。

2022-05-25から1日間の記事一覧

映画「エレファント・マン 4K修復版」 死にたい気持ちと生きたい気持ち、アンビバレントにスクリーンを見つめるということ

自分がジョン・メリックなら生きていたいか 「だったらオレとセックスしろ」 アンビバレントにスクリーンを見つめ続ける 19世紀のロンドン。優秀な外科医トリーヴズ(アンソニー・ホプキンス)は、見世物小屋でエレファント・マンと呼ばれる青年メリック(ジョ…