映画館に帰ります。

暗がりで身を沈めてスクリーンを見つめること。何かを考えたり、何も考えなかったり、何かを思い出したり、途中でトイレに行ったり。現実を生きるために映画館はいつもミカタでいてくれます。作品内容の一部にふれることもあります。みなさんの映画を観たご感想も楽しみにしております。

2021-09-23から1日間の記事一覧

映画「君は永遠にそいつらより若い」 若い人たちは変わっていけるのかもしれない

他者の痛みをわかろうとする主人公ホリガイ。 いや他者の痛みがわかっていないと自分を責めるホリガイ。 www.kimiwaka.com 「レディーバード」のように髪を赤く染めたホリガイ(佐久間由衣)は、派手な髪色とは裏腹にいつも困惑したような顔をしている。児童…